よくあるご質問
…学童保育とトワイライトスクールの違いについて…


 共働きやひとり親の家庭にとって、お子さんの放課後等の生活を考える上で、以前は「学童保育所に入れる・入れない」という選択しかなかったものから、「トワイライトスクール」が導入されたことにより、 現在は「どちらに通わせるか」という選択も加わりました。

 では、実際に、親御さんやお子さんにとって、どちらが本当に良いのでしょう? 「学童保育所」と「トワイライトスクール」では、事業の目的・性格・内容、対象児童、開設時間等が 異なりますし、親御さんの仕事の内容・勤務日数・勤務時間、自宅の場所、祖父母等の援助、友達関係、 お子さんの性格…など、各ご家庭によって事情やニーズが異なりますので、どちらが良いかは一概に言え ません。

  ですので、入会や登録にあたっては、両方の事業をよく理解し、比較していただいた上で、そのご家庭や子どもさんのニーズ等に合ったところを選んでいただくことが大切です。(2つの事業の両方に入会・ 登録することも可能です)

  それぞれの事業の位置付けや違いについて、次のようにまとめましたのでご覧下さい。

 

1.放課後事業の種類

事業の種類

事業内容の区分

備 考

留守家庭児童健全育成事業

運営委託方式

指定管理者制度により、市から運営委託を受けた団体が、各区の児童館において「児童クラブ」を開設

白金児童館(昭和区
)他市内16ヶ所

民間育成会
運営助成方式

一定の登録要件を備えた民間育成会(学童保育所)に対する運営助成

山里学童クラブ山里第二学童クラブ他

トワイライトスクール事業

放課後子ども教室

一般的な放課後学級

滝川小学校他

時間延長モデル事業(試行)

松栄小学校(昭和区)他市内16校

施設開放

体育館、運動場など学校施設の開放

滝川小学校他


2.留守家庭児童育成会とトワイライトの比較
 

留守家庭児童育成会

トワイライトスクール

事業名称

留守家庭児童健全育成事業
(民間育成会運営助成)

トワイライトスクール事業(放課後学級)

事業所管
(国/市)

厚生労働省/名古屋市子ども青少年局

文部科学省/名古屋市子ども青少年局

事業目的

親の共働き・ひとり親等による留守家庭児童を通わせ、生活・学習・遊び等を通じて健全な育成を図る児童福祉事業

地域の大人と交流すること等を通じて、子ども達の自主性・社会性・創造性等を育む教育事業

対象児童

留守家庭児童

全児童

留守家庭児童のみを対象としているため、専門的なきめ細かな対応が可能

全児童を対象としているため、留守家庭児童に対する特別な対応は困難

運営主体

地域役職者等で構成する運営協議会

名古屋市から委託された団体

利用方法

当該育成会への入会が必要です。

当該トワイライトスクールへの登録が必要です

運営場所※

○山里学童クラブ昭和区山里町82 留守家庭児童専用室(本建築)
○山里第二学童クラブ 昭和区川名山町1丁目132-1 留守家庭児童専用室(プレハブ)

放課後学級プレイルーム
(学校内専用教室)

遊び・活動の場※

室内、庭、近所の公園その他

放課後学級ルーム、体育館、運動場など*部活動や施設開放等により、体育館・運動場等はほとんど利用できない状況です

指導者

指導員(一定の要件を満たす者)

運営指導者(教職経験者)、地域協力員、体験活動講師

開設時間※

○月~金 : 下校後~19:00
○土 : 8:00~18:00
○長期休校期間 : 8:00~19:00
(その他、学校の授業時間・下校時間により異なります)

○月~金 : 授業終了後~18:00
○土 : 9:00~18:00
○長期休校期間 : 9:00~18:00

閉所日※

日曜日・祝日・年末年始期間・盆期間

日曜日\・祝日・年末年始期間

登所の方法※

1年生のうちは指導員が学校へお迎えに行きます(2年生以降は友達や上級生等と一緒に登所)※第二学童クラブは毎日指導員が迎えに行きます

学校敷地内に併設のため、安全に移動できます。

帰宅の方法

1年生は保護者のお迎えをお願いしています。

各校のトワイライトスクールにお問合せ下さい

出欠管理等※

事前の把握に加え、毎日、出欠を管理していますので、連絡がない欠席の場合でも保護者に連絡をして確認しています。

各校のトワイライトスクールにお問合せ下さい

「※印」の項目は、「山里学童クラブ・山里第二学童クラブ」について説明しています 

◎ 留守家庭児童育成会及びトワイライトスクールによって、実際の運営方法や児童に対する対応等が 上記とは異なる場合があります。詳細は各々の施設にお問い合わせ下さい。